最安値シェアハウスで生き抜いた

トロントでの1年間、僕はポルトガル人のグラウシアが所有する5つのシェアハウスを行ったり来たりして暮らしていた。

月500カナダドルで住めて、ダウンタウンまで自転車で10分。こんな安くてロケーションが最高な場所はなかなか見つからない。

まあ、安いのには色々と理由があって、、

冬なのにヒーターがつかなかったり、トイレや地下室が工事中で、頻繁にポルトガル人の大工がやってきて喧嘩をしたり、騒いだりしてワアワア盛り上がりながら部屋中を彼らが歩いて何かを壊したり取り付けたりしていた。

トロントの一軒家は木造建築で、この家も古かったため、誰かが僕の部屋の前を歩くだけでギシギシと音が鳴り、地面が揺れる。まるで田舎町にある古いアメリカ映画に出てくるような家だった。

それでも僕には資金がなかったため、ここに住み続けた。

デポジット、実際にお店を見に行く時間、オーナーの当たり外れがあるからそれが面倒で他を探していなかったし、「この環境に慣れてしまえばどこでも暮らせるだろう」そう思っていた。

幸いにもルームメイトはいつも僕の話を聞いてくれたり、何か必要なら助け合っていたりと、グラウシアという敵と戦うための同士みたいな感じだった。

「グラウシアが敵?」

と思うかもしれない。

最初の1ヶ月までは良かった。色々と愛想良く接してきたし、どこで食材を買えばいいか、何が安いか、自分が暮らしている部屋はどうだとか世間話もしていたくらいだった。。

「来月もここにステイしていきなよ!安くしてあげるから!」

資金がなかった僕は、「泊まる!」というしか選択肢がなかった。それくらいカツカツだったし、初めての海外だったからとりあえず慣れている場所に多く泊まれる時間を増やしたかっら。

エアビー予約

ルームメイト

オーナー

色々なこと

終わった。最後にニュージーランドへ。ネイト。おっさん。