一人で海外は結構不安だった話

「就職したくなかった」 「海外に憧れがあった」 「若くて責任のない今がチャンス」 「後悔したくない」

こんな想いがぐちゃぐちゃに混じり合って大学卒業後カナダへワーホリをしに行くことを決めて、チケットを取って飛行機に乗った。

コロナの影響でガラッガラの成田空港から日本を旅立って、夜中のどこかの上空を飛んでいる景色を飛行機の中から眺めていると、

「本当にここまで来ちゃったよ。。もう引き返せない。何てことをしてしまったんだ。」

そんなことを頭の中で考えて、ずっと心安らぐお気に入りの2曲を8時間くらいループさせながら聴いていた。

空港に着いてから、エアビーで予約しておいた家へ向かって、オーナーとかルームメイトに挨拶をして、書類関係、銀行開設、などなどいろいろな手続きをやって仕事を探して。。

ここまでバタバタだったから、「不安」と言う感情が湧き起こる余裕がなかったんだけど、

だんだんと生活が落ち着いてきた到着から2週間後、いつものように自転車である場所へ向かっている途中、サーッと血の気が引いた後に、急に鼓動が速くなって不安が僕の体を支配した。

今まで見たことのない景色、使われている言語の違い、誰も僕のことを知らない、助けてくれない。この生活があと1年続くこと。一人で全て物事を解決していく必要がること。これにふと気づいた時にこの不安感がドッと押し寄せてくる。

最初の5秒間くらいはとっても絶望的な気持ちになるんだけど、それ以降は

「やるしかないから、上を向いてこの事について考えない。今できることをやる。」

こういう思考に毎回帰結して、日常をまた今日も生きる。

この急にくる不安って何度も何度も襲ってくるんだけど、人間は環境にうまく適応するもので、2ヶ月くらい経ったら完全にとまでは言わないけど、消えた。

だって、不安になってどうするの?

日本に帰るの?自分で選んだ道なのに?

帰って今さら就職できると思っているの?

こんなことを考えた後に、「とにかく僕はカナダで1年間生きてみるんだ」

そう決めていたから、誰も助けてくれない、自分で生きる必要があったから、感情を消して今やれっるべきことを毎日淡々とやっていた。

このおかげで、この後にNZ、オーストラリア、タイへ行く事になるんだけど、不安は全く感じなかった。

そもそも考え事をしてしまう時間を生み出すことがあまり意味はない。ただ毎日やることを淡々と集中してやっていく。それが結果的に不安を考えなくて良くなるし、不安を解決するための行動につながっているんだと思う。

[これ書く?↓ そして1年間トロントで生きることができた。

これは僕の中では物凄い快挙だ!

誰かに伝えてしまうとなんだか違う気がしたから、心の中で「俺はやれる男だったんだ。これからもそうだ。」って喜びながら生活を続けた。

じんわり温かくなってきた魂を味わいながら、いつものように外へ散歩に出かけた。

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