ラテンだから、めっちゃ飲む。このホステルは2階。そして同じ建物の1階にお酒屋さんがあるから、仕事終わりになるとルームメイトがビールを6缶買ってきて毎日飲むというのが当たり前だった。
今までの僕の生活からは考えられないが、僕も環境によってこんな感じに変わっていった。
とりあえず酒を手に持って仕事終わりにルームメイトやどの他の人たちと話すというのが当たり前の環境にいた。ラテン。
ベロベロのまま筋トレをしていた時もあった。ウイスキーが血行を良くしてくれて、筋トレに最高なんだというラテンの奴らのいうことを信じてしまった時も一度はあった。(いや、でも本当かもしれない。)
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今まで色んなバッパー、シェアハウスで生活して来ましたが、この時期以上にお酒を飲んだ経験はありません。金土の夜になると常に誰かしらがビール、ヴォッカ等を箱で買ってきて自分が部屋に戻ってくると「はいお前の!」と当然のように開けられたビールを手渡されます。スーツケースサイズのスピーカーも部屋に常備されているのでお祭り騒ぎでした。トイレに休憩しに行くと「あれ飲んでないね」と言われジーンズのポケットから缶のビールを渡されるなど、あそこで週末を過ごす場合アルコールから逃げることができません。
自分たちの部屋である程度盛り上がり、プレイルームやキッチンに行くとグループが輪になって地面に座り何かを話していたり、集団で何かを料理していたり、チェスをしている人らを囲ってみんなでそのゲームを眺めたりなど、シェアハウスに住んでいたら経験出来なかった事(色んなグループが色んなことをしているので、その場に飽きたら違うグループに行ったり出来たという事、長時間色んな人と話せたという事)が毎週のように繰り返されていました。ラテンの音楽に合わせて「こうやって踊るんだよ」と教わったり、ブラジル人が5人部屋に入って来て、音楽をブラジルの音楽に変えて彼ら独特のダンスをみんなで真似したりと
”毎週末うるさいけど違う国で育ってきた人と毎日交流しているっていう経験なんか貴重そうだからたくさん浸っとこ”
とよく感じていました。浸りすぎて夜にジャックダニエルを飲まないと寝れなくなった時期もありまが。(常にロッカーに常備してあった笑笑)
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[何を伝えたいか]
こういう悪い習慣でも、僕は積極的に参加した。なぜなら、何ヶ月もラテンに囲まれて酒を飲んで過ごすっていう機会はなかなか訪れない。記憶に残っているものというのは、どこに旅をしにいったかとかよりも、旅先で誰に会って、そこでどんなことを彼らとしたか。これに尽きるし、これが一番記憶に残っており、思い出した時に心が暖かくなると思うんだ。
だから、それがたとえ悪い習慣であれ、その環境に自分自ら浸っておくことで、後々「あのときはあんな生活していたけど、なかなかできる経験ではないし、ラテンの人に囲まれて数ヶ月酒を飲み続けるなんて、」ニュージーランドを離れて月日がったった後でも、そういうなかなかできない経験、ある期間だけ何か特別なことをやった、時間を過ごしたっていうのは、僕が保証するが、うまく説明できないけど、自分の人生の大事なピースの一つに月日が経った後も消えずに、自分の人生の大切な一つのピースとして体に刻まれているんだ。